【スーツ編】シチュエーション別にスタイリングを決める
プレゼンテーションの時のスタイリングはどうすればいいのか?
みなさんのお仕事でも、新プロジェクトのプレゼンや取引見込み先でのプレゼン。 色々なプレゼンの場面が有ると思いますが、プレゼンでのスタイリングで一番大切なことは何でしょうか?

主張しすぎないのが美徳…みたいな側面もありますし、そもそもオレ、そういうの苦手なんだよな…。そんな方も多いかと思います。

細かいテクニックは専門の方に譲りますが、「力強さ」をアピールし、自分に任せておけば安心です!と自信満々でメッセージを送ることが最も重要なことだと思います。

「力強さ」をアピールしたい、そんな時のスタイリング。自分をアピールする時にはエネルギーに満ちた力強い色を選ぶことが非常に重要です。

となるとオススメの色は、やはり「赤」です。

選挙などで色の効果をよく知っているアメリカの大統領は、戦略的にこの赤をネクタイに使用するので「パワータイ」とも呼ばれています。 重要なプレゼンはこのパワフルなカラー「赤」を使用してみましょう。

赤の無地ネクタイでもいいのですが、赤の小紋柄ネクタイを選ぶとメリハリがつき、より効果的です。

レッドかワインレッドのネクタイをスーツの色に合わせて、使い分けるようにしましょう。



逆に、お詫びの際のスタイリングはどうすればいいのか?
記者会見を開いてマスコミ各社に応答する、ということは多くの方が経験できるわけではないですが、ビジネスにおいて、相手に直接お詫びをしたり、悪い報告やその対応策を説明しなければならない場面は誰にでも起こりうることだと思います。

特に謝らなければならない、お詫びの気持ちを伝えなければならない場面へは、それに相応しいスタイリングで臨まなければいけません。

謝罪に来た相手がアロハシャツ姿だったらどうでしょう? 許せるはずがないですよね?

とはいえ、スーツを着てネクタイをしていればそれでいいだろう、というものでもありません。
例えば、なんとなくブラックスーツは相手に威圧感を与えることになり、言葉とは裏腹にふんぞり返った印象を持たれてしまうのでNGです。
また、派手な柄や鮮烈な色(特に赤)のネクタイも相手を興奮させるからダメです。

誠意を伝えるには落ち着いたグレー系のスーツ、冷静なブルー系かアースカラーなど癒しの色のネクタイをするようにしましょう。

確認してもらえるとよくわかると思いますが、佐村河内さんの記者会見(2014年3月7日)は髪を切ってサングラスを外したまではよかったのですが、黒のスーツでノータイなのが残念。
一方、ゴーストライターであったことを告白した新垣隆さんの記者会見(2014年2月6日)の時のスタイリングは100点です。
大きなお世話だとは思いますが、自身の離婚問題で取材に答えていた際の布川敏和さんの派手なシャツとネクタイは「フックン…、そりゃ愛想つかされるって」と思われても仕方ない…。

参考になりましたでしょうか? このスタイリングは初対面の方にお会いするときも応用できますよ。



 
洋服の力で体型の印象を変える『スリムに見えるスタイリング』
 
不屈の闘魂が必要となるのが「ダイエット」
実際にダイエットして身体を引き締めるのはものすごく大変。ですが、着ている洋服で「引き締まっているように見せる」のは比較的カンタンなんですよ!

今回は『スリムに見えるスタイリング』についてお話します。

「膨張色」と「収縮色」という色の区分けがあることをご存じですか?

「膨張色」とは字の通り、膨らむ色
「収縮色」とはその逆で、縮まる色

モノが色によって膨らんで見えたり、縮まって見えたり、という視覚の特性があります。
全く同じサイズの洋服でも膨張色の色を着ると身体が大きく見え、収縮色の色を着ると身体が引き締まって見えます。
まずこういった色の特性があることを知っておいてくださいね。

この色の特性を知っているだけで、カンタンに引き締まったイメージをつくることができるのです。

「膨張色」の代表は、白・ベージュ・薄い紺・薄いグレー・いわゆるパステルカラー など
「収縮色」の代表は、黒・濃紺・チャコールグレー など
スリムに見せたいのであればこういった「収縮色」をファッションに採り入れてください。
華奢な印象でお悩みの方は、それとは逆に「膨張色」をファッションに採り入れてください。

そして次に知っておいて欲しいのが「ストライプ柄」の選び方。

無地のスーツの次に多くの人はストライプ柄のスーツを着ることが多いと思いますが、 選ぶストライプの柄によっても、身体を大きく見せたり、引き締めて見せたりすることができます。

注目して欲しいのはストライプのピッチ(幅)。
このストライプのピッチも色々な物がありますが、このピッチ(幅)が広ければ広いほど横に広がって見えるのでガッチリしたイメージに 逆に狭ければ狭いほど引き締まって見えます。

スリムに見せるなら、色は収縮色、そして幅の狭いストライプを選ぶ。
たったこれだけのことですが、スリムに見せる効果は絶大です。

とはいえ、本当に引き締まっているのが一番なので、エクササイズして引き締めるのが一番いいんですけどね(笑)。







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