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家に帰って脱いだジャケットやスラックス、みなさんはどうしていますか? きちんと扱っていないと、せっかく買ったビジネスウェアを1〜2年でダメにしてしまうことになりかねません。 今回は、洋服の寿命を延ばすために、どれほど酔って帰っても、必ずやってほしいことを簡単にご紹介します。 ![]() まずはブラッシングして汚れや埃をとりましょう。 洋服専用のブラシでジャケット、パンツを入念にブラッシングしてホコリを取っておきます。 ホコリを早い段階で取っておくことで、シワの復元性が衰えず、結果としてシワが取れやすくなります。 また、ジャケットは肩が命なので、必ず太いハンガーを使用してください。 そして、ベルトをつけたままボトムハンガーで逆さ吊りにしておきましょう。 ブラッシングを入念に行ったあと、裾の部分をハンガーで留めて、ベルトをつけたまま垂らしておきます。(下画像参照) ベルトの重みで下に引っ張られ、パンツのシワがより取れやすくなるんですね。特に膝頭のポッコリはこれで防ぐことができます。 最後に、ネクタイのシワを伸ばしておきましょう。 ネクタイでシワになるのは、ディンプルと呼ばれる結び目の所だけです。 この部分を手で叩いてあげることで、シワを伸ばすことが出来ます。 ![]() この三点を怠ってしまうと、時間が経てば経つほどシワが取れにくくなっていきます。 できるだけ早くシワを伸ばすようにしてください。 脱いだスーツはすぐにクローゼットに収納せず、室内の別の場所で一晩はハンガー掛けしておきしましょう。 一日着用したその服には湿気やニオイがついています。(飲み会の後だったらなおさらです) すぐにクローゼットにしまうと、それが他の洋服にも広がってしまい、ニオイや湿気(カビの原因)がうつってしまうのです。 酔って帰った日にも必ずやってもらえれば、次の出番の時にはシワのとれたスッキリとしたスーツを着用することができますので、是非気にしてみてください。 さらに大事なことは、二日続けて着ないこと。ローテーションを守ることです。 シワが戻る前にまた一日着てしまうと新たなシワができ、最終的にはシワがとれなくなり、商品の寿命を縮めてしまいます。 どんなにお気に入りの服でも、中3〜4日は空けましょう。 そう、野球の先発投手と同じ。しっかり回復の時間を洋服に与えることが、普段から洋服に注ぐことのできる愛情なのです。 |
着こなしのコツ索引
【スーツ編】
【ジャケット編】
【ネクタイ編】
【シャツ編】
【スラックス編】
【小物編】
【冬の装い編】
【メンテナンス編】
■ビジネススタイリング:コラム